銘菓奉献祭様子・橘本神社

菓祖神(田道間守(たじまもり)公奉祀祭・橘本神社銘菓奉献祭ご案内    
 

 お菓子の祖神として知られる橘本神社(和歌山県海南市・前山和範宮司)では、毎年恒例の「銘菓奉献祭」を4月第一日曜日に開催している。(2018年で第54回)この日は、全国から180社程の奉献菓子が寄せられ地元世話人、業界関係者らが早朝から集結して賑わう行事。この時期は、周辺の桜や境内の菓子業界有志寄贈の枝垂れ桜が満開となり、参列出席者、地元民、見学者多数が見守る中、式次第(国旗掲揚、太鼓、修祓、宮司一拝、開扉、献饌、祝詞奏上(銘菓奉献者)、浦安の舞、田道間守の歌奉唱(地元子供たち)、玉串奉天(参加の菓子業界代表、企業代表)撤饌、閉扉、宮司一拝、太鼓)が厳かに執り行われる。

同神社は菓子業の祖神として、また柑橘・文化の神として、広く崇敬されている田道間守(たじまもり)公を奉祀する由緒ある熊野古道添いの神社で、菓子に携わる人ばかりでなく多くの企業からの信奉も厚い。奉献祭後に行われる「餅投げ/お菓子投げ」も知れ渡っていることから、近年では観光客の参加も多い。

「DAGASHIで世界を笑顔にする会/会長:秋山秀行氏」では、田道間守公が神になられた日の3月12日をだがしの日(日本記念日協会)に設定していて、この会の「お菓子は笑顔と交換できるので、だ菓子を通じて世界平和につなげたい」とするDAGASHIのイベントに共感する企業も多く、年々各地で盛り上がりを呈している。
   
   
銘菓奉献祭様子 奉献菓子 浦安の舞 もち(お菓子も)投げ